宮崎の街ネタを毎日発信！！

天岩戸神社の表参道に２０１９年にオープンした。店主の佐藤トモ子さんは、30年来の高千穂牛生産者。「ずーっと、高千穂牛のおいしさを楽しんでもらえるカフェをやることが夢だったの」と、すてきな笑顔で出迎えてくれた。
　佐藤さんが作る高千穂牛ローストビーフは、上質な肉のうま味と飽きない味つけが特徴で、地元をはじめ県内外に多くのファンがいる。「おいしさの秘訣？　牛たちが高千穂の野草や水をたくさん摂っているからかな」。甘辛い特製のタレでいただくローストビーフ丼（2200円）のほか、ローストビーフをはさんだサンドイッチ（テイクアウト可）も。ローストビーフの食後に合うように焙煎したコーヒーも用意している。
　高千穂牛は22年の「和牛オリンピック」（肉牛の部）で最高位の内閣総理大臣賞を受賞。その味は〝日本一〟の折り紙つきだ。赤身とサシのバランスが絶妙で、肉質は柔らかく、肉汁は濃厚。佐藤さんは「カフェの店主としても、生産者としても、一生懸命育てた日本一の高千穂牛を知ってほしい」と力を込める。「この花」で佐藤さんに声をかけ、おいしい話に花を咲かせよう。