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　当社の歴史は古く、県の誘致企業第1号として、合金鉄を製造。戦後、既存の機械を生かし昭和27年、高鍋町の後押しを受けて肥料「ようりん」の製造を目的に設立しました。主力の「ようりん」は熔成燐肥のこと。リン酸を主成分に、水稲、野菜、果樹など、九州内を中心に幅広く利用されています。そこからラインナップを広げ、農業用資材や園芸用培土、回収リン資源を原料とした循環型肥料など、時代とニーズに合わせて商品を生み出し、成長してきました。

　ようりん製造を手掛けるのは、当社を含めて国内では2社。変わらぬ良いものを生産して、地域の農業を支えているという自負があります。ニーズに合った商品を研究し、使い勝手を考えた「粒状肥料」や、鶏糞のバイオマスの発電プラントより発生する鶏糞燃焼灰を使った肥料という循環型商品も開発。歴史ある会社でありながら、時代に即した商品を開発するチャレンジ精神も旺盛です。